【症例】35歳 女性 肩こり 腰痛
【現病歴】X-2年前から、肩こり、頚の痛み、頭痛、腰痛、目の痛みを訴え
整体に通院したが軽減せず、X-1年当院受診。現在鉄剤服用中。
【所見】頚の回旋痛、腰部屈曲時痛、側頭部の絞扼痛、目の奥の痛み、吐き気、不眠、
中途覚醒、 主要部の筋緊張
【治療・経過】初診時は、自律神経調整と筋緊張緩和を目的とした施術を行った。
2回目では、軽微な変化は見られたがあまり変わらないとのこと。そこで、自律神経の調整を目的に数回施術することにしたところ吐き気や側頭部の緊張が取れてきたとのこと。
それにより、目の奥もスッキリし、絞扼痛も落ち着いた。
5回目以降には睡眠時間も増え、10回目以降には中途覚醒は落ち着き、頚肩部の凝りも軽減し、腰痛も落ち着いたとのこと。その後は月に1~2度の受診を定期的に予防も兼ねて通院を続けている。
【考察】自律神経の調節をすることにより、筋緊張が緩和し血流が改善されると考えられる