こんにちは。宇都宮市のきむら鍼灸です。

みなさんは、「自律神経の乱れ」でお困りではありませんか? 具体的に言うと、このような症状でお悩みの方です。

寝ても寝ても寝たりない眠いのに熟睡できない低気圧が来ると身体がダルく動けない日中にボーっとして集中できない季節の変わり目には身体が重くなる少しのストレスで動悸・眩暈が起こる夕暮れや季節の変わり目に、心が落ち込む

などなど。こんな症状があるのであれば、あなたは自律神経失調症である可能性が高いです。

自律神経失調と聞くと、「私は心の病気なの?」と思われる人がいますが、それは違います。これは自律神経というものが、適切に働いていないのです。

現代の生活習慣は、自律神経が乱れがちなので、不調を抱えている人は多くいます。ここでは「自律神経とはいったいどういうものか?」「どういう風に対処をしていければ良いのか」についてお話致します。

悩まれている方、必読です。

自律神経とはいったい何?

それでは自律神経失調症についてお話する前に、自律神経とは何かについてお話しましょう。

自律神経とは
自律神経とは血管、リンパ腺、内臓など自分の意思とは無関係に働く組織に分布する神経系のことであり、呼吸や代謝、消化、循環など自分の意思とは無関係で生命活動の維持やその調節を行い、絶えず活動している神経である。

もう少し細かく言うと、この神経は2種類あります。

 

交感神経

身体を活発化させる神経。これが優位になると、眠れない、動悸が起きやすい、などが起きます。

 

副交感神経

身体を落ち着かせる神経。これが優位になると、眠気がひどい、身体がだるい重い、集中できない、などが起きます。

つまりこの交感神経と副交感神経が、適切に働かないために、様々な症状が出てくるのです。

ですから行うべきことは、「如何に自律神経と整えていくか?」ということになります。

なぜ自律神経は乱れてしまうのか?


それではなぜ自律神経が乱れてしまうのでしょうか?様々な要因があります。

①精神的・肉体的ストレス
人間関係の悩み・仕事の悩み・恋愛の悩み、慢性的な疲労寝不足・働きすぎなどは、自律神経を乱していきます。

②不規則な生活
人間の体は一定の生体リズムに従って働いていますが、不規則な生活を続けていると、生体リズムが崩れて、いつ休んでいいか・いつ動くべきかわからんくなってしまい、自律神経が乱れていきます。

③気温の変化
低気圧が来たり、季節の変わり目などで温度差が激しいと、途端に自律神経は乱れ始めます。環境の変化についていけないからです。

④血行不良
身体のコリがひどく血行が悪くても、自律神経の機能は悪くなっていきます。

こんな要因を取り除いていくことが、日々元気で過ごす秘訣なんです。

自律神経失調症のための鍼灸施術

自律神経失調症には、鍼灸施術というの非常に効果的と言われています。当院にも多くの患者様がいらっしゃいます。

基本としては、交感神経が優位すぎると筋肉の緊張・拘縮が起こるし、副交感神経がうまく働かないと、内臓が弱まっていきす。

ですから、この2つを解消していくことがまず重要です。

例えば筋肉の緊張・拘縮の場合は、その部分に鍼灸を行います。

また内臓の不調の場合は、手先足先、首・背中・お腹などを重点的に鍼灸施術を行います。

特に首・背中・お腹には自律神経が非常に集まっている箇所。ここに鍼灸でアプローチすることでバランスが整っていき、自律神経も整っていきます

その効果は、施術を受けた日から「なんか身体が軽いなあ」といったことを感じられるかもしれませんし、実際にそういう患者様も多いです。

しかし自律神経の乱れというのは頑固な症状として、また乱れている状態に戻ろう戻ろうとします。

ですから定期的に鍼灸を受けていって、「自律神経が整っている状態をクセづけていく」ことが重要になってくると思います。

少し時間はかかるかもしれませんが、その分、自分の身体が変わっていくことを少しずつ実感していけると思います。

きむら鍼灸は自律神経失調症や不定愁訴などを得意としています、

宇都宮市で自律神経の乱れで困っている方がいれば、ぜひ当院にご相談ください。一緒に元気になっていきましょう!