【症例】40歳 女性 不妊症

 

【現病歴】X-3年結婚、X-2年9月不妊治療開始、同年4回AIH実施したがいずれも陰性、X-1年転院しそこでもAIH2回行うも陰性、同年6月にステップアップ、そのとこ内膜ポリープを除去、その後採卵3回行う、1回目(採卵数2個、受精1個)4

分割で新鮮胚移植し陽性反応でたが3週で流産 2回目(採卵数2個、受精1個)同じく4分割で新鮮胚移植も陰性 3回目(採卵数2個、受精0個)いずれも卵巣刺激はショート法で行った

次の採卵に向けて育卵治療を希望しX年6月当院受診

 

【所見】頚、肩こり 腰痛 下腿の冷え、浮腫み

 

【治療・経過】初診時マイナートラブル改善のため自律神経調整の施術を行った

2回目以降は3周期カウフマン療法のため並行して卵巣周囲の循環改善と自律神経の調整を行い治療開始から4ヶ月目(17回目)に採卵したところ(同じくショートでの卵巣刺激)

採卵数5個 受精数2個 今後移植予定

 

【考察】鍼灸治療によって3周期しっかり卵巣の循環を改善することで採卵個数に影響がでることが考えられる