脊柱管狭窄症とは
脊柱の後ろのトンネルになっている神経の通り道を脊柱管といいますが、何らかの原因により、脊柱管が狭くなってしまうことで神経が圧迫されて障害を起こしてしまうことを脊柱管狭窄症といいます。
特に中高年の方が多く好発します。
脊柱管狭窄症の症状
脊柱管狭窄症の主な症状は、間欠性跛行です。
間欠性跛行とは、しばらく歩いていると足に痛み・しびれで歩けなくなります。
座っているときは痛みの症状が出ないので、一端休めば、症状が軽減して、再び歩くことができるようになります。
その他には
後屈(腰を後ろに反る)痛
腰部の痛み
臀部~足にかけての痛みとしびれ
足の脱力感(筋力低下、麻痺)
膀胱直腸障害(頻尿、残尿)
などがあります。
医療機関での治療
医療機関では、主に保存療法と手術療法が行われます。
保存療法では、筋緊張を低下させる薬や消炎鎮痛剤などの薬物療法、症状を和らげるためのブロック注射、リハビリなどが行われます。
手術療法では、圧迫している部分を取り除く手術や、脊柱を安定させる固定術などが行われます。
当院で行う鍼灸治療
当院では、筋緊張緩和と血流改善を行うことで疼痛緩和を目的としたマッサージおよび鍼通電療法、その鍼灸施術の効果を高めるための星状神経節と局所へのスーパーライザー、腰部温熱療法としてサンビーマー照射を行います。
当院での施術開始時は集中治療を行うことが大切です。2~3日に1回を3回程度、その後は痛みや筋緊張の状況を見て、施術間隔をあけていくことを提案いたします。
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