【症例】35歳 女性 不妊症(二人目)
【現病歴】X-7年結婚 X-6年自然妊娠にて出産 妊娠前に子宮頸がんのため円錐切除術により早産(32W)、X-4年タイミング法開始X-2年クリニック転院、タイミング法5回、AIH5回実施、5回目で陽性反応出るも8週目で稽留流産。X-1年12月、体質改善のため当院受診。
【所見】FSH4,79 LH4,91 肩こり、腰痛、末梢部の冷え(手先、足先)
【治療・経過】初診時、稽留流産の処置後月経待ち、その後の1ヵ月は担当医から避妊するよう指導があったため、卵巣の循環改善のための施術を中心に行った。X年2月、4度目のAIHを実施するということから施術は継続。同時にタイミングも取るということだった。結果陽性反応出たが化学陽性のため流産。3ヶ月後冷えも落ち着いてきたとのこと、その後5回目のAIH実施のため、子宮周囲の循環改善の施術を行い、AIH後は着床補助のための施術を行った。結果は陽性、今回は胎嚢確認、心拍確認を順調に進んでいたため、妊娠10週目に施術終了。
【考察】卵巣や子宮周囲の循環改善を行うことにより腰痛や冷えにも効果がえられ、妊娠にいい影響を与えたと考えられる。