【症例】28歳 女性 腰痛症

 

 

【現病歴】X年3月こたつで寝ておきたときから腰臀部痛、右大腿部の後面にしびれ感を感じその2日後整骨院受診、痛み軽減せず当院受診。

 

【所見】肩こり、足の冷え、腰臀部痛、右大腿部の痛み、しびれ、SLR(+)45°

 

【治療・経過】初診時、肩の痛みもあったため体全体の循環改善を行った。2回目の時には右大腿部の痛みとしびれを感じるのみで腰臀部の痛みは軽減したとのこと。週に1度ピラティスにも通っているそう。そこで局所へのアプローチを意識し施術を行った。その後数回施術を行い、痛みはほとんど軽減し、しびれも落ち着き違和感が残る程度に改善したため、1週間に1度から2週に1度に施術間隔をあけるよう提案し、現在は違和感なく月に1度の予防で通院継続中。

 

【考察】鍼灸治療を行ったことで筋肉が弛緩し圧迫されていた血流が改善され痛みやしびれ軽減につながったと考えられる。同時に適度な運動も必要だと考えられる。