【症例】41歳 女性 不眠、不妊症
【現病歴】X-1年4月、妊娠したが8週目で流産 その後睡眠中、中途覚醒が2,3回
頸部に強い張り感を訴え、体質改善のため同年7月当院受診
【所見】頸部のこり、下腿の冷え、腰痛 不眠 中途覚醒、軽度の難聴
【治療・経過】
初診時は、挙児希望だったが眠れるようにしたいとのことで、まずは自律神経の調整に対する施術を行った。
3回目以降普段より眠れるような気がしてきたとのこと、その後気持ちも落ち着き、
タイミングを取り始めるとのことだったため4回目以降は自律神経の調整と卵巣の循環改善を目的とした治療を進めていき、
19回目に生理がこないとのことだったため妊娠検査薬を後日使用してもらったところ陽性反応が出たため、
20回目には着床補助の施術を行った。現在経過を見ながら施術を行っている
【考察】鍼灸治療によって自律神経が安定し循環が改善すると不妊の改善にもつながると考えられる