症例報告7
【症例】28歳 女性 不妊症
【現病歴】X-2年、不妊治療開始TMG法3回妊娠には至らず、
X-1年5月左卵巣チョコレート嚢胞手術、その後もTMG法
結果が出ず、X-1年7月当院受診
【所見】肩こり 冷え FSH7.29 LH 3.88 PRL58.02 AMH4.15
プロラクチン高値のためカバサール服用
【治療・経過】自律神経調節、育卵治療のため卵巣の循環改善のための施術を行う、治療開始5回目時に並行してAIHにステップアップ結果は陰性。
8回目時にIVFにステップアップしX-1年10月採卵(採卵数19 受精卵13 凍結6)移植前には子宮の循環改善の施術を行う。
同年12月桑実胚1個移植、判定陰性。X年2月同じく桑実胚1個移植、判定陰性
同年5月にも同一胚2個同時移植を行うも陰性。
その後病院を転院、その間も採卵に向け卵巣の循環改善を目的とした施術と自律神経調整を行い、7月に採卵(採卵数2 受精卵4分割1 胚盤胞1)採卵時初めての胚盤胞ができ凍結、同月に新鮮胚で4分割移植したが結果は陰性。
その後、9月の凍結胚盤胞移植に向けて、子宮の循環改善を目的とした施術を行い、判定は陽性。判定後は流産防止と着床補助を目的とした施術を行う。
【考察】しっかりとした期間、自律神経の調節や子宮周囲の循環改善、卵巣の循環改善を行うことによって体質が改善されると考えられる。