今日は、妊娠超初期症状について書きたいと思います。

妊娠超初期は、0週~4週、までの1ヶ月間を言います。

 

妊娠を望んでいる方にとって、妊娠したかどうか、

できるだけ早く知りたい情報ですよね。

 

私自身も、早く知りたくて、知りたくて、

生理予定日の前から、妊娠検査薬を使って、

調べていたのを思い出します。

判定が参考程度と分かっていても、

妊娠検査薬を購入していました。

 

産婦人科では、正式には、着床した段階ではなく、

胎嚢の確認、そして、

心拍の確認後、妊娠と診断されます。

そのため、

着床後、判定まで、何週間も時間が必要です。

 

体外受精後では、妊娠判定日に、hcg(ヒト絨毛ゴナドトロピン)の

ホルモンの値を調べて判定します。

最近では、尿検査ではなく、血液検査にて、hcgの数値が

100IU/mlを超えたら妊娠と断定されます。

(ただ、ホルモン補充にてhcgの注射治療をしていた方は判定が異なります)

 

 

「早く知りたい」気持ちでいる方にとって、

トイレにいったり、ひとりボーっとしていると

「赤ちゃんのこと」を考えてしまいますよね。

 

 

では、赤ちゃん側では、受精後~妊娠判定まで、

どのような過程で成長しているかお話したいと思います。

 

排卵日から8日目前後で、

0.1ミリほどの、小さな小さな存在で、

温かくて柔らかい子宮で命が芽生えます。

おりがみに、針で穴をあけた大きさぐらいです。

まだ、人間の形ではない赤ちゃんですが、

胎盤の形成も開始され、少しずつ機能し始めます。

そして、4週頃には、心臓が動き始め、

身体の基本となる神経などの機能が

猛スピードで作られていきます。

 

 

では、お母さん側では、

「やっとママとひとつになれた!」と赤ちゃんは思っていても、

「次の生理がこない」など、ハッキリした自覚症状がないママにとって、

あと1週間は、想像妊娠の期間。

何かを期待して待っているので、

とてつもなく長く、長く感じるかもしれませんね。

 

個人差はありますが、小さな自覚症状として、

以下が挙げられます。

生理前と違うのは、生理前よりも症状が強く出やすいことです。

ただ、生理前と比べて、症状に気づかないこともあります。

 

着床痛。

医学的な根拠は、はっきりしませんが、

足の付け根から、おなかにチクチクする痛みを感じます。

 

次に、着床出血。

受精卵が子宮内膜にもぐりこむ時に、傷つけることで起こると

言われています。

出血量はわずかで、茶色で、1日~数日続く方も。

生理と違って、痛みのない出血です。

 

そして、おりものの量が多くなったり、量が変わります。

おりものが、透明でサラサラしたり、

においが、すっぱいツンとした臭いになります。

 

胸の張り・チクチクする違和感、

倦怠感や微熱や頭痛など

風邪症状なども言われています。

 

 

妊娠3週~4週は、いのちの始まる週です。

女性の身体は、なんて、素敵なのでしょう。

そして、神秘的です。

まだまだ、赤ちゃんの存在は、針の穴程度の小さな

存在ですが、

猛スピードで成長しています。

 

次回は、妊娠初期についてお話したいと思います。