きむら鍼灸自治医大前鍼灸院では、冷えや血流改善の補助として、サンビーマーもしくはサンマットを使用しております。理由はサンビーマー使用後の妊娠例がクリニック等から多数報告され、効果が認められていることから、導入することになりました。
冷えは、子宮内膜が厚くならなかったり、卵巣機能の低下を引き起こす原因となります。
当院では鍼治療と遠赤外線を照射するサンビーマーを併用することで、不妊症で悩んでいる患者様に良い卵巣・子宮環境を作っていただきたいと考えております。クリニックに通院されている方で、特にARTを行われる予定のある方は、ぜひ併用されることをおすすめいたします。
著作権の関係から詳しくはホームページでは載せられませんが、学会等で医師が、サンビーマーを用いた温熱療法がART不成功症例に有効な効果をもたらす可能性があることなどを発表しています。この件に関して詳しく知りたい場合は、ぜひ施術時にお問い合わせください。ここで注意したいのは、「遠赤外線なら何でも良い」と言うことではないことです。遠赤外線の中でも10ミクロン前後の生育光線が、人体から放射されている生体エネルギーと同一波長といわれており、人体に効果的であると言われています。その特徴をサンビーマーが持っているということになります。
こたつや電気毛布など温めるのとは異なり、サンビーマーの場合、皮下の深部の温度が上昇して、毛細血管まで拡張します。そのことで、深部血流が良くなり、卵胞の発育・子宮内膜の肥厚にもつながると考えられます。なので、ただ単に温めるのではなくて、効果の高い方法で温めていただきたいです。