【症例】36歳 女性 逆子
【現病歴】X年5月の健診(30週)で逆子(骨盤位)と診断され、32週で当院受診
【所見】足先の冷え、胎動微弱、肩こり
【治療・経過】子宮の循環改善を目的とした、鍼灸治療を開始。同時に自宅で行える
自宅灸を指導し、毎日1,2回行ってもらい、1週間に1度施術を行った。
2,3回目(33週)までは冷えは改善されたがが大きな変化はなく、4回目(34週)で刺激を強くし施術を行った結果、横位(第2)になった。5回目(35週)では変化がなかったが、6回目の施術前の健診で頭位と診断され、その時は安産を目的とした施術に切り替え、治療終了。
【考察】鍼灸治療で血流を改善することで冷えが改善されると逆子が矯正されると考えられる。