こんにちは自治医大前鍼灸院スタッフの島です。
今回の治療風景は首のコリ感がある患者様の治療風景をご紹介させていただきたいと思います。
掲載許可ありがとうございます!
こちらが首コリの治療風景です。
首コリの治療では肩こりの治療と並行して行うことも多いです。
首や肩の血流の悪さは頭痛や不眠、疲れやすさなどに繋がりやすいので、
この辺りは普段から柔らかくしておくと、嫌な症状が未然に防げそうです。
腰痛などの治療に比べて、斜めに角度をつけて刺鍼しています。
これはこの下に肺があるため、直角に刺鍼すると肺に到達する可能性があるためです。
中央に走る背骨に向けて刺鍼することで、もしも鍼先が深く到達してしまっても骨で止めることができます。
さすがの鍼も骨を貫くことは難しいです。
(左:斜めと直角に打つ比較のイメージ図))(右:肺の位置と脊椎の位置のイメージ図)
斜めと直角に刺鍼するのでは、斜めのほうが筋肉により広く刺激を与えることができます。
刺鍼する目的の場所や、その人それぞれの体格によって鍼の太さはもちろん角度も変えています。
↑これは腰痛の治療風景です。刺鍼部位もピンポイントで、直角に近い角度で刺鍼しています。
今回は首コリの治療風景をご紹介させていただきました。
掲載を許可してくださった患者様、ご協力まことにありがとうございました!
また、今後も様々な治療風景の掲載をさせていただきたいと思っております。
ご希望の患者様はぜひ担当の施術者にご相談ください。
11月もいよいよ終盤です、冬の朝の首の寝違えにはお気を付けください。島でした。