こんにちは自治医大前鍼灸院スタッフの島です。

今回のテーマは皆さんが一度は経験しているであろう頭痛です。

頭痛と一言にいってもその原因は様々で、気温や気圧の変化によっておこるものや重篤な脳疾患によって

引き起こされるものまで幅広くあります。

頭痛の原因や分類についてはこちらのページにまとめてあるので良ければこちらもご参照ください。

頭痛鍼灸

 

そのなかでも今回は偏頭痛の治療の様子を見ていきたいと思います。

この偏頭痛には悩まされている方も多いのではないでしょうか。

実は私も偏頭痛があり、今回の治療の様子は私が受けた治療の様子になります。

普段患者様に行う治療とも少々違うところもありますが、大まかな構成は同じです。

 

それではこちらが偏頭痛の治療の様子です。

①まずうつ伏せの姿勢で背部のコリを調べていくところから始まります。

肩こりや首こりは頭痛の原因になりやすく、広範囲にコリ感がある方もいれば一点に絞れる方もいます。

②この時は首の後ろに気になるコリがあったので、ここに鍼を打ちました。(下図写真)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

首の後ろの鍼は打ったら10分ほど置いておきます。鍼をその場に置いておくので置鍼といいます。

置鍼が終わったら鍼を抜き、今度は仰向けの施術に入ります。

④この時の偏頭痛では左側のコメカミが痛かったのでここに鍼を打ちました。

髪の毛で見えにくいですがちょうど生え際の辺りになります。(下図写真)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑤こちらもしばらく置鍼してから抜きます。

鍼が抜き終わったら最後にベッドに座って、肩や首のあん摩を行い終了です。

今回は30分程度で行いましたが一般の治療だと一時間程度かけて行います。

 

鍼治療の変化の出やすさはその時の体調などによってバラつきがありますが、

この時は直後に変化が出ました。

頭痛がなくなり、首や肩周辺の軽さが出ると同時に少々眠くなりました。

これは鍼灸治療は体力を使うので、寝不足だったりすると眠さやだるさが出やすくなるからです。

鍼灸治療を受ける際には夜更かしなどはやめましょう。

 

今回は頭痛の施術風景をご紹介しましたが、また別の治療風景も紹介させて頂ければと思います!

一段と寒さが厳しくなるこれからの季節もご自愛ください。島でした。

 

↓こちらは写真撮影についてのご案内になります。

ご案内

※施術中に患者様で同意を頂けた方に限りまして、施術風景の写真を撮影させていただくことがあります。

※撮影した写真は、自治医大前鍼灸院もしくはきむら鍼灸の公式ラインから、

患者様の個人チャットに治療の記録として送信することができます

※個人情報流出防止のため、画像加工を行ったのちHPに掲載させていただく場合があります。

ご希望の方、またご不明な点がある方は施術者にご相談ください。