更年期障害とは
卵巣機能低下に伴うエストロゲン減少と、社会的、環境、個人要素などが複雑に絡み合い、器質的疾患がないにもかかわらず、自律神経失調を中心とした多彩な不定愁訴を主とする症候群である
更年期障害の症状
・特徴:社会的、環境的な要因の他、個人の生育歴や心理的要因などが複雑に絡み合うため、個人差が大きい
ホットフラッシュ(顔のほてり)、発汗、動悸、倦怠感、イライラ、不眠、抑うつ気分、肩こり、頭痛、めまい、腰痛、手足の痛み・冷え など
婦人科での更年期障害の治療
ホルモン補充療法、漢方療法(漢方薬の処方)、向精神薬の処方、カウンセリング
更年期障害に対する鍼灸治療
当院では
①自律神経のバランスを整える
②コリをとる
③血行促進
を目的に治療を行います。
その方法はマッサージ施術と同時に体のコリや不具合などを確認(診断即治療)し、マッサージで取り切れないようなコリは鍼治療と医療機器(スーパーライザー、サンビーマーなど)を用いて、治療します。
鍼灸治療頻度の目安
早期に体質改善するために、鍼灸治療開始後の2週間で3回受けられることを提案します。その後は1週間後、その2週間後、その3週間後、、、といったように期間を空けていき、自分の自然治癒力を大切にしていきましょう。
もちろん、症状が強く出てきたときには、上記にこだわらず早めに鍼灸治療を受けてください。
その他(セルフケア)
・適度な運動とバランスのとれた食事を心がける
・ストレスを軽減させる(難しいかもしれませんが、、、)
・過労や偏食を避ける
・身体を冷やさないようにする