【主訴】
挙児希望
【既往歴】
特記すべきことなし
【現病歴】
X‐11年ご結婚
X‐2年クリニックを受診し、タイミング法を行い妊娠反応陽性確認後に流産
X‐1年人工授精を二回行うも結果につながらず。
同年体外受精に移行し、二回の胚盤胞移植を行うも陰性
X年に三回目の移植を控え当院に来院
【所見】
肩甲骨間のコリ感、臀部の冷え
【治療方針】
凍結胚盤胞移植予定があるため子宮循環改善と免疫寛容を目的として治療を行う。
【治療経過】
SLにて星状神経節と大赫穴への照射。下腿と仙骨周辺に刺鍼を行い低周波鍼通電療法を行う。
鍼灸SL併用療法は5~7日に一回のペースで28回行った。
その後胚盤胞移植を行い妊娠反応陽性、胎嚢、心拍が確認ができた。
【考察】
胚盤胞移植に向けて子宮循環改善の治療を中心に行ったことで着床しやすい子宮環境につながったと考える。