【主訴】
挙児希望
【既往歴】
特記すべきことなし
【現病歴】
X‐3年ご結婚、仕事の関係で避妊していた
X‐1年クリニックを受診しタイミング法を行うも結果につながらず、
基礎体温も規則的でなく体調面から治療したいと考え当院に来院。
【所見】
首から肩にかけてのコリ感、腰部周辺張り感、足の冷え
【治療方針】
タイミング法に向けて妊娠力の土台作りである不定愁訴に対する治療を進め、
子宮循環改善、卵巣血流改善を行う。
【治療経過】
SLにて星状神経節と子宮穴への照射。下腿と仙骨周辺に刺鍼を行い低周波鍼通電療法を行う。
鍼灸SL併用療法は5~7日に一回のペースで15回行った。
妊娠が確認された前周期には、周期前半(検査薬の結果による排卵の前後で判断)まで
鍼灸SL併用療法を行い、周期後半はSL子宮穴照射と仙骨周辺の低周波鍼通電療法は
レーザー光線の子宮内への影響と刺激量の関係で避けて行った。
【考察】
タイミング法に向けて、不定愁訴に対する治療を行ったことで結果に貢献できたと考える。