体外受精・顕微授精(胚移植の時)

体外受精・顕微授精では、採卵の後に体外で卵子と精子を受精させ、受精卵(胚)を培養し、胚移植を行います。

胚移植の際に鍼灸を行うことで着床率が約15%アップすると言われています。

胚移植の時に鍼灸で出来ること

①子宮機能改善による着床しやすい子宮内膜に

子宮内膜が薄いと受精卵は着床しにくいと言われています。

子宮内膜はベッドと例えられることが多く、子宮内膜は厚いベッド=良質なベッドで、良質なベッドの方が着床率が高くなるのです。

きむら鍼灸では採卵移行も定期的な鍼灸やスーパーライザーを受けていただくことで、子宮動脈の血流を促し、子宮環境を改善につなげ、着床しやすい子宮内膜を目指していきます。

②子宮の緊張緩和

着床の時期に子宮が緊張していると、着床しにくくなると考えられています。

鍼灸では子宮の緊張緩和につながります。

胚移植のタイミングで鍼灸をすることで子宮の緊張を緩和させ、着床率アップにつなげます。

③ストレスの緩和

ストレスは自律神経バランスを乱し、子宮や卵巣の血流を悪化させます。

またストレスは身体を緊張させるので子宮も緊張してしまいます。

胚移植までに不妊治療のストレスを鍼灸で緩和させていきましょう。

通院ペース

採卵までと同じペース、つまり週一回ペースで通院することをおススメしています。

体質改善によって子宮内環境の改善を目指せるからです。

また胚移植前の適切なタイミングで1回鍼灸を行うことも良いでしょう。そのタイミングは通院の時にお話しながら決めていきます。