人工受精時

人工受精はタイミング療法で上手く結果に繋がらない場合にステップアップする治療です。

人工授精時に鍼灸で出来ること

①体質改善で妊娠しやすい体づくり

鍼灸で肩こりや腰痛の改善、冷えの改善、乱れた自律神経バランスを整えていきます。

症状がなくなることで血液が卵巣・鍼灸にしっかりと届くようになり、卵巣機能改善・子宮機能改善につながり、妊娠しやすい体づくりにつながります。

②排卵後のベストタイミングでの鍼灸

人工受精の時は、排卵時のベストタイミング(おおよそ排卵の前後4・5日)に鍼灸を行うことで、妊娠率が上がることがわかっています。

特に排卵後4・5日は着床期にあたるため、この時に鍼灸を受けることをおススメしております。

研究では、鍼を行なわない組の妊娠率は22%、鍼治療組での妊娠率は36%となっており、14%も上がることがわかっています。

③精子の質の改善

不妊の半分は男性に原因があり、精子の質が不妊につながっています。

人工受精時の鍼灸はタイミング療法と同様に、精巣機能の改善による精子の質の改善を追求します。

ストレスの緩和と乱れた自律神経の乱れの調整によって、テストステロンの分泌量の改善・血流改善につなげ、精子の質がより良くなることを目指します。

通院ペース

人工受精時は、月に4回(週1回)ペースでの通院に加え、排卵時のベストタイミングでプラス1回の鍼灸をおススメしております。