こんにちは。院長の木村です。

これから凍結卵の胚移植がある、
もしくは採卵後に新鮮胚移植
の予定がある方向けのお話です。

移植前後の鍼灸治療を行うことは、
鍼灸治療を行わなかったものに比べて、
着床しやすくなる
といった論文、報告は数多くあります。

当院でも採卵、移植の予定のある方は、
そのひとそれぞれの状況や予定にあわせて
生殖鍼灸の治療プランを提案しております。

移植2日前~当日には、胚移植前の鍼治療を
して頂くことをおすすめしています。

理由は、子宮内膜が胚を受け入れ
(=着床)しやすくすために、
温かく血流の良い状態の子宮環境を
作っておきたいからです。

また移植後も、移植した卵の状況
(例えば3日目胚の移植なのか?、
それとも胚盤胞移植なのか?)によって、
多少の治療日の変動がありますが、
移植後の鍼治療もおすすめしております。

移植後の鍼治療は、卵を受け入れる為に
リラックスした環境が必要だからです。

そして、判定日まで穏やかな気持ちで
過ごせるようにしましょう。