【症例】38歳 女性 不妊症 

【現病歴】X-2年11月結婚X-1年1月からクリニック受診タイミング1回行い2月により専門的な検査を求め転院4月から7月までタイミング1回と人工授精1回行ったいずれも陰性、同年9月に2回目の人工授精を控え体質改善を希望し当院受診

【所見】甲状腺機能低下症(服薬中)冷え 黄体機能不全 チョコレート嚢胞

【治療・経過】初診受診時AIH実施していたため自律神経調整を行い2回目には着床補の施術をおこなった3回目では月経がきていたため次回のAIHに向け卵巣の循環改善の施術を開始10月に3回目のAIH実施結果陰性、その際ホルモン剤使用の影響で卵巣過剰症候群になり11月にクリニック転院そこで11月、12月にAIH実施したが陰性。その後はしばらく自己タイミングを行いX年2月にAIHを再び行い自己検査で陽性が出たためその日の施術では流産防止の施術を行った。今後はクリニックでの検査結果により方針を決めていく

【考察】鍼灸治療により自律神経が安定し、卵巣の循環改善を行うことにより排卵障害にもよい影響をもたらしたと考えられる